元号やお札など、変遷していくものの情報が多い今年ですが、なんと史上最年少の知事が、北海道で誕生することになりました!
今回は、新しい北海道知事となる『鈴木直道』氏のプロフィール(出身大学や結婚も)や座右の銘・実績・公約、評判などの情報をリサーチしてみました。
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鈴木直道北海道知事の座右の銘や妻などプロフィールまとめ
生年月日:1981年3月14日(当選時は38歳)
出身地:埼玉県三郷市
出身校:法政大学第二部 法学部法律学科
前職:北海道夕張市長
所属政党:無所属
座右の銘:「お金を失うことは小さく失うことだ。名誉を失うことは大きく失うことだ。しかし、勇気を失うことはすべてを失うことだ。」
「一点突破、全面展開」
公式サイト:www.naomichi-suzuki.com/
Twitter:https://twitter.com/suzukinaomichi?lang=ja
鈴木氏は、なんと道外の出身なのです。
出向してきた夕張市で市長となり、ついに今回は道知事に!
(前職時代の具体的な実績や評判については、次の見出しで詳しく書いています。)
高校在学中にご両親が離婚し、その時に大学進学を諦めたことを、テレビのインタビューで話しています。
しかし、どうしても大学進学を諦められず、働きながら受験勉強に勤しみ、見事合格。
仕事と学業を両立させるという学生時代を送っています。
こちらの動画でご本人が語ってくれています。
そんな鈴木氏は妻帯者です。
奥様は、東京都の職員をしていた頃からお付き合いしていた方なのだそうです。
結婚を機に、出身地である埼玉県の三郷市が、二人の新居を構える終の棲家となるはずでした……
が
ここでまさかの県外出向!
行先は北海道夕張市。
最終的に鈴木氏は2010年11月に東京都を退職し、2011年4月の統一地方選挙で夕張市長選に出馬して、見事初当選を果たしました。
その後お二人は2011年5月に夕張市役所に婚姻届けを提出し、晴れて夫婦となります。
奥様は保育園で仕事をして、『日本一給料の安い市長』などと紹介されるほどだった鈴木氏を経済的にも支えてくれたそうです。
インタビュアーに「当時、僕なんかよりもずっとたくさんお金稼いできてくれてましたからねぇ」と夕張市長時代の苦労を笑顔で振り返る様子が、テレビで放映されていました。
鈴木氏の最も側で、彼を支え励まし奮い立たせた女性。
それが現在の奥様です。
まさに『糟糠の妻』であると言えるでしょう!
鈴木直道北海道知事、夕張市長時代の実績と評判は?
北海道夕張市は、古くから石炭の採掘で賑わう町でした。
『炭鉱から観光へ』をキャッチフレーズにして生まれ変わろうとしていた夕張市。
博物館、遊園地、バラ園、野外ステージなどがある複合レジャー施設『石炭の歴史村』のテレビCMで流れていた曲の「バ~リバリ 夕張♪」というフレーズは有名で、当時の道民は、夕張に行ったことがなくても、石炭の歴史村は知っていたのではないかと思います。

そんな夕張市が353億円もの赤字を出して財政破綻したのが2006年。
鈴木氏が出向で夕張にやってきたのは2008年のことでした。
その後2011年に30歳という全国最年少で市長職に就きます。
そして夕張市長として鈴木氏が残した実績は、目を見張るようなものばかりでした。
- 自身の月額給与の70%カット、退職金100%カット(2015年の年収は、手取りで約246万円)
- 岩手、宮城、福島の被災三県の子どもたちとその家族の受け入れ(以前より親交の深いカタール国からの支援金による)
- 夕張メロンのアジア発輸出を実現
- 地域活性化モデルケースとして選定されることで、税制や予算、規制緩和などの優遇措置
- JR石勝線の廃線とバス輸送への転換
- 主に以上の実績により、実質的に財政再生団体を卒業するまでの道筋をしっかりとつくった
現在夕張市では『借金時計』を作り、市債残高の見込み額がはっきりと見えるような工夫がされています。(夕張市ホームページ『借金時計』https://www.city.yubari.lg.jp/syakintokei/index.html)
借金時計の数字が減っていく様子は、きっと夕張市民の皆さんにとっても喜ばしく、また頼もしいものだったことでしょう。
市民からの強い要請で市長選に出馬した鈴木氏。
「破綻した夕張市の立て直しの努力をする人」「応援したい」「都庁を辞めて大きな決意をした人」「10代からの苦労人」「これまでの実績を評価したい」など、好意的な声が大きいようです。
また、稲葉篤紀さんとの対談の動画を見ても、今後の期待が大きいですね。

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鈴木直道北海道知事、公約の政策は?
現在公式ホームページで『鈴木直道の政策』として公開されている政策の大まかな骨子は、
- 道庁の力の強化と人材の発掘による行財政改革の推進
- 北海道の「宝」を掘り起こして「磨き」をかけることによる新たな財源獲得
- 人口減少阻止
- 北海道の活力を取り戻す北海道創生の実現
となっています。
具体的には、
- 人材活用や雇用の推進、少子高齢化対策の強化、移住、定住の促進、文化・芸術・スポーツの振興などにより『道民がもっと元気になるように』していく。
- 災害対策、食と観光の「北海道ブランド」発信、農林水産業の振興、インフラの整備、北方領土問題の解決などにより『地域がもっと輝くように』していく。
となっています。
179市町村もある北海道には、広大な土地、豊かな自然や生き物、アイヌ文化をはじめとする様々な伝統や文化、独自に発展しているスポーツ、特産品・特産物など宝物があふれています。
『あらゆるピンチをチャンスに!』という言葉は、夕張の大きなピンチを救った鈴木氏が使うからこそ現実味を帯びているのでしょう。
広い北海道の隅々まで血が通い、道民の皆さんが元気に輝く日が来ますように……
まとめ
新北海道知事、鈴木直道氏の初登庁は4月23日だそうです。
今後の鈴木知事の活躍と、北海道に住む方々が実感できるような変化や発展が見られることを、心から応援したいですね!!
観光などで実際に訪れてみると、風景や食べ物などその土地や地域の魅力に触れられると思うので、皆さんも北の大地で感動を味わってみてはいかがでしょうか?
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