2020年東京オリンピックで初めて採用される競技「スポーツクライミング」に
日本代表で出場する楢崎智亜(ならさきともあ)選手。
勝利に貪欲であり、その鍛え抜かれた身体と筋肉のしなやかさと共に、ひときわ目立つ俳優のような顔立ちも魅力的です。
そんな楢崎選手の素顔に迫っていきます。
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楢崎智亜(クライミング)の出身など主なプロフィール!弟も日本代表!
楢崎選手は、2016年にフランスで行われたクライミング選手権において、日本人初優勝を果たしました。
これを機に一躍有名になり、「フィジカルモンスター」の名称も話題になりました。
そんな楢崎選手の詳しいプロフィールを見ていきましょう。
- 生年月日:1996年6月22日(23歳)
- 出身地:栃木県
- 出身校:栃木県立宇都宮北高校
- 身長:170㎝
- 体重:58kg
- 血液型:B型
- 所属:TEAM au
- 兄弟:兄と弟が一人ずつ
小学生の頃は器械体操をしていた楢崎選手。
高校卒業後、大学には進学せずプロに転向しました。
実は3歳年下の弟・楢崎明智(めいち)選手も日本代表選手なのです。
兄弟共に身体能力が高いんですね!
楢崎選手のクライミングは、壁を縦横無尽に飛び回ることで、「忍者スタイル」・「フィジカルモンスター」と称されています。
背中の筋肉の柔らかさが素晴らしく、そのしなやかさは見ていてうっとりするようなクライミングです。
ちなみにクライミングには以下の種目があります。
- ボルダリング・・・登り切った回数を競う
- リード・・・登る高さを競う
- スピード・・・登る速さを競う
- コンバインド(複合)・・・上記3種目の総合力を競う
楢崎選手は、2019年8月東京八王子で行われたIFSCクライミング世界選手権2019において、単種目のボルダリングと3種目複合のコンバインドで金メダルを獲得し、東京オリンピックの日本代表に決定しました。
楢崎選手は、世界選手権のコンバインド優勝を目標として、ワールドカップへの出場を減らし、その分調整に充てていたそうです。
そして、決勝の第一種目スピードの初戦は、弟である楢崎明智選手との対決になりました。
弟さんとはいつも一緒に練習をしているので、「いつも通りにいこう」と、決勝の場で対決になったこともお互いのプラスになったそうです。
仲もよく、お互いを高めあえる兄弟なんですね。
楢崎選手、決勝では、全くプレッシャーを感じていなかったそうです。
「オリンピックの代表権を獲得する」と思うと、緊張するけれど「世界一になりたい」と思えば楽しみが大きくなるから、ずっと「世界一」を目指してやっていたと言っています。
この自信と落ち着き。
明確な目標を掲げて実際に勝利しているところが、本当に魅力的ですね。
楢崎智亜(クライミング)の過去成績は?
楢崎選手は数々の国内、世界大会で優秀な成績を収めています。
- 【国内大会】
2015年:日本ユース選手権 リード1位 - 2015年:ユース選手権 ボルダリング競技大会 1位
- 2018年:コンバインド・ジャパンカップ第一回1位
- 2019年:コンバインド・ジャパンカップ第二回1位
【アジア大会・世界大会】
- 2012年 8月:世界ユース選手権(ユースA) リード 4位
- 2014年 8月:世界選手権(ドイツ) ボルダリング10位
- 2015年8月:世界ユース選手権(ジュニア) リード8位、ボルダリング4位
- 2015年11月:アジア選手権 ボルダリング4位、スピード28位
- 2015年12月:アジアユース選手権(ジュニア) ボルダリング1位、スピード3位
- 2016年8月:アジア選手権 ボルダリング2位
- 2016年9月:世界選手権(パリ) ボルダリング1位
- 2017年7月:ワールドゲームズ2017(ポーランド) ボルダリング5位
- 2017年9月:アジア選手権 リード26位、ボルダリング4位、スピード19位
- 2018 年8月:アジア競技大会(インドネシア) スピード10位、複合3位
- 2018 年9月:世界選手権(オーストラリア) リード13位、ボルダリング7位、スピード21位、複合 5位
- 2019年8月:世界選手権(日本) リード4位、ボルダリング1位、スピード22位、複合1位
他多数
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楢崎智亜の筋肉がスゴイ!彼女の噂はあるの?
ここまで強く、イケメンの楢崎選手。
過去にはやはり恋愛の噂もありました。
そのお相手は同じTEAM auに所属する野口啓代(のぐちあきよ)選手です。
野口選手も、2019年の世界選手権で2位となり、東京オリンピックの出場が決まっています。
楢崎選手は、野口選手にクライミングについてアドバイスをもらい、実際野口選手のおかげでよい成績が残せたと話しているそうです。
この二人が交際しているという噂は否定もされているのですが、恋愛関係はともかく、同じクライマー、オリンピック日本代表として切磋琢磨し合っているのでしょうね。
まとめ
楢崎選手は、おそらく勝負にとても燃えるタイプで、プレッシャーが大きい舞台でも楽しむ気持ちがとても強い選手なんだろうなという印象を受けました。クライミングは他の競技に比べてまだ歴史が短く、これからどんどんファンが増えていく競技だと思いますが、そんな中で楢崎選手は世界のクライマーの顔となって、クライミング界を牽引していくカリスマ性をとても感じます。
東京オリンピックでもぜひそのしなやかなクライミングで金メダルを獲得してほしいですね。
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