【江差追分】北海道民謡の歌詞と意味を解説!全国大会情報も♪

民謡 有名 江差追分 歌詞

北海道の有名な民謡は?と聞かれると、あげられる曲名の中に、必ずと言っていいほど、この『江差追分』も入っているのではないでしょうか。

この江差追分は、「前唄」「本唄」「後唄」に分かれており、主に唄われるのは「本唄」です。
本唄は7節からできていて、各節を一息で、切らずに唄うことが大きな特徴であり、魅力でもあります。

北海道の無形文化財にも指定されており、毎年9月には北海道江差町で『江差追分全国大会』が3日間かけて開催されます。

民謡の唄い手なら、必ず習得したい曲の中の1つと言えるでしょう。

 

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江差追分の背景(意味)

言い伝えや研究者の著述の中で、江差追分の起源を信州小諸付近の追分節が、越後に伝わり、越後追分となって船で蝦夷地に渡り、一方それより先、越後から松坂くずしが伝わり、謙良節として唄われていたものとが結合して江差追分になったとする説がほとんど定説となっている。

即ち信州北佐久郡長倉村追分付近の街道を上下する馬子たちによって唄われていた馬子唄(馬方節・信濃追分)が参勤交代の北陸武士や旅人瞽女(ごぜ)等によって越後に伝わり蹄の音が波の音、即ち山野のメロディーが海辺のメロディーに変化して越後追分(古くは松前、または松前節と呼ばれた)となり、船乗りに唄われ北前船によって蝦夷地に伝わり謙良節と合流し、蝦夷地という辺境の荒い波濤の中で哀調を加え、江差追分が生まれたという。

(中略)

ともあれ江差は有カな漁場及び商港として蝦夷地という当時の辺境のなかで、江差追分を独特の情緒をもつ唄として完成したものであろう。

この江差追分の発生年代は、明和~寛政(1764~1800)年代にあたる松前13代藩主道広の頃とされている。

引用:江差追分HP

江差追分の歌詞

江差追分の歌詞について、主に唄われているものをここでご紹介します。

江差追分の主な歌詞

【前唄】

  • (ソイソイーソイ)国を離れて 蝦夷地が島へ ヤンサノエ(ソイ)
    いくよ 寝覚めの 波まくら(ソイ)
    朝な夕なに 聞ゆるものはネ(ソイ)
    友呼ぶかもめと 波の音(ソイーソイ)
  • 松前江差の 津花の浜で ヤンサノエ
    好いた同士の 泣き別れ
    連れて行く気は やまやまなれどネ
    女通さぬ場所がある
  • 大島小島の 間(あい)とる船は ヤンサノエ
    江差通いか 懐かしや
    北山おろしで いく先曇るネ
    面舵頼むよ 船頭さん
  • 波は磯部に 寄せては返す ヤンサノエ
    沖はシケだよ 船頭さん
    今宵一夜で 話は尽きぬネ
    明日の出船を 延ばしゃんせ

【本唄】

  • (ソイソイーソイ)かもめの(ソイ) 鳴くねに(ソイ) ふと目を(ソイ)
    覚まし(ソイーソイ)あれが(ソイ) 蝦夷地の(ソイ) 山かいな(ソイーソイ)
  • 忍路(おしょろ) 高島 及びもないが
    せめて 歌棄(うたすつ) 磯谷まで
  • 泣いたとて どうせ行く人 やらねば ならぬ
    せめて 波風 穏やかに
  • 沖のかもめよ 流るる雲よ
    せめて 伝えよ この心

※前唄から後唄まで通して唄う際は、本唄の初めのソイ掛けは「ソイーソイ」、本唄の最後のソイ掛けは「ソイ」になります。

【後唄】

  • 沖でかもめの鳴く声聞けばネ(ソイ)
    船乗り稼業はやめられぬ(ソイーソイ)
  • 主は奥場所 わしゃ中場所でネ
    別れ別れの 風が吹く
  • 泣くなと言われりゃ なおせきあげてネ
    泣かずにおらりょか 浜千鳥
  • 蝦夷は雪国 さぞ寒かろよネ
    早くご無事で 戻りゃんせ
  • 何を夢見て 鳴くかよ千鳥ネ
    ここは江差の 仮の宿

 

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江差追分の唄い方

江差追分は民謡の王様とも呼ばれています。
主に唄われる本唄は7節からできており、それぞれの節に「出だし」「せつど」「二声あげ(のし)」「もみ」「本すくり」「すくい」「半すくり」「止め」という8つの節が含まれています。

民謡 有名 江差追分 歌詞 

それぞれの節の詳しい唄い方はこちらを参考にしてください。
江差追分HP

7節をそれぞれ一息で唄うには、息の吸い方から、発声、節の使い方全てにおいて、しっかりと習得しなければ難しいでしょう。
また、歌詞をしっかりと思い浮かべ、情緒を大切に唄うことがポイントです。

こちらの動画で唄われている寺島絵里佳さん(第41回江差追分全国大会優勝)の江差追分が素晴らしいですので、ぜひ参考にされてください。

江差追分の全国大会情報(北海道江差町で開催)

江差追分全国大会の詳細は次の通りです。

江差追分全国大会詳細

開催月:毎年9月(それ以前に、各地方にて予選会が行われます。)

開催地:北海道檜山郡江差町 

会場:江差町文化会館 大ホール(〒068-2153 北海道檜山郡江差町字茂尻町71)

アクセス:江差町文化会館への交通機関情報はこちら

出場料:要確認

申し込み/お問い合わせ先:江差追分会(追分観光課 江差追分係)
     〒043-0034 北海道檜山郡江差町字中歌町193-3
電話番号:0139-52-5555

まとめ

いかがでしたでしょうか。
北海道を代表する民謡の1つ「江差追分」の魅力が少しでも伝われば嬉しいです。
ぜひあなたも、江差追分全国大会に挑戦してみませんか?

※こちらの記事は、主に、インターネットサイトや民謡歌詞集の書籍をもとに記載しております。 内容に誤りがありました場合は、大変御手数ですがメッセージにてお知らせいただけますと幸いです。

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