【平成30年・年末調整】出産費用は確定申告の医療費控除で還付金をもらおう!

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「妊娠・出産」

人生で大きなイベントの一つですよね。

おめでたいことで、幸せなことではありますが、現実を考えた時、そこには、

お金がかかります…。

出産一時金で2018年9月現在、42万円を受け取ることができるのはとてもありがたいのですが、出産時には、何かと出費がかさみます。

そんな時に、知っていてほしい!

妊娠、出産でかかった時にかえってくる「お金」があるのです。

今回は以下の内容について書きたいと思います。

  • 妊娠・出産関連費用は年末調整するの?
  • 妊娠・出産関連費用のうち、確定申告できる医療費控除に該当するものとしないものは?
  • 医療費控除で少しでも得をするポイントとは?

ほんのちょっとでも、みなさんのお役に立てれば嬉しいです(^^)

 

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出産にかかる費用は年末調整ではなく確定申告で!

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妊娠、出産などで医療費が多くかかった人は、手続をすると税金の負担を軽くしてくれるので、お金が還付金としてかえってきます。

これが、いわゆる医療費控除です。

(ただし、条件として医療費控除は、家族全員で1年間に医療関係に払ったお金が、

10万円を超える、もしくは所得金額が200万円以下なら所得の5%を超えた場合

払い過ぎている所得税がかえってきますのでお気をつけください。)

 

では、お金がかえってくるという事は、年末調整でかえってくるの?

と思いますよね。

(※年末調整とは、扶養家族がいたり、保険をはらったりしていると、

勤めている会社が手続を行ってくれて、払い過ぎている税金を、返してくれることです。)

 

しかし、ここで気を付けたいことは、医療費控除はどれだけ診察にお金がかかったのか、など

会社が把握できないことが多いので、実は、年末調整では医療費の控除は対象外になるのです。

では、どうすればいいのか。

 

それは、自分自身で確定申告を行うのです。

確定申告とは会社ではなく、自分自身で手続、申告しますので、自営業の方が行うというイメージがありますが、年末調整では処理できない医療費控除を受けたい時も、確定申告をしなければならないのです。

 

確定申告というと、難しいのでは?ややこしいのでは!?と思いがちですが、出産や妊娠に関することも医療費控除に含まれるので、是非とも制度を知って、利用してほしいと思います。

 

では次に、妊娠・出産に関わる費用のうち、どれが医療費控除の対象になるのかを、お伝えしていきたいと思います。

医療費控除の対象になる妊娠・出産関連費用とは?

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妊娠、出産にかかるお金って意外に多いですよね!!

妊娠の前に不妊治療を行っていたり、妊娠中の定期健診や出産後の入院などにも、お金が

かかります。もちろん、助成券が使えますが、オーバーしてしまうことも…。

では、具体的に、どのような出費が医療費控除になるのでしょうか。

 

書いていきたいと思います。

 

【医療費控除になるもの】

〇妊婦健診

〇分娩、入院費

〇薬代

〇交通費(バス代など領収書がないものは、メモをとっておきましょう。)

〇マッサージやお灸(治療のためのもの)

〇産後一か月健診

〇入院時の食事代

など。

【医療費控除にならないもの】

×出産準備に必要なもの

×妊娠検査薬

×マイカーで通院するためにかかる費用

×マタニティウエア

×入院時に必要な日用品(歯ブラシ、洗面用具など)

×おむつ代

など。

 

つまり、治療に必要か?ということが、一つの基準になっているようです。

迷った時は病院や税務署に聞いてみて下さい♪

ちなみに、妊娠の前の不妊治療でかかったお金も医療費控除の対象になります。

医療費控除というと、病気のことだけと思われがちです。

なので、不妊治療や、妊娠、出産も適応されるということは、あまり認知されていない

のではないでしょうか。

これを機に広まっていってくれるといいですね!

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医療費控除で少しでも得するポイントとは?

さて次に、医療費控除で少しでも得するポイントは何か?

について書いていきたいと思います。

 

医療費控除を受ける事ができると、一番は「お金がかえってくる」ので、お得ということです。

ただし、支払った医療費がすべてかえってくるわけではなく”還付金”として、一部が返ってくるということなので、お気を付けください。

また、5年以内の過去の医療費控除についても有効(2018年9月現在)ですので、試してみるのも良いと思います♪

過去の申請の仕方については、税務署へ確認してみてください(^^)

 

そして、もう一つお得なポイントとしては、医療費控除をすると、次年度の住民税が安くなるようです。医療費控除をすると所得税が還付される(=所得控除が受けられる)ので、前年度の所得税を元に算出されている住民税が安くなるということのようです。

これはお得ですね♪

また、所得額がさがると、保育費が安くなる制度もあるので、地域や園によっては育費が安くなることもあるかもしれません♪

(※お近くの自治体や市役所に問い合わせて聞いてみてくださいね。)

 

まとめ

出産費用 確定申告

妊娠、出産というものは、何がおきるか分かりません。

かかるお金も、予想以上になることも、あります。

 

医療費控除という制度をうまくつかって、返ってきたお金で、今度はうまれて来た赤ちゃんの育児にお金を使えるようになるといいですね。

 

 

制度のことや、確定申告など、難しそうでややこしそうですが、一度やってしまえば思いのほか簡単ですし、分からないことがあれば、税務署に問い合わせすればしっかりと教えてくれるので、ぜひ聞いてみる事をオススメします♪

利用できる制度を賢く利用して節税していきましょう。

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