皆さんは、「オノマトペ」という言葉を聞いたことはありますか?
最近は、テレビ番組などでも、「オノマトペの歌」が流れることもありますが、これがまた、子供にとってテンションの上がるとっても楽しい言葉遊びなのです!
うちの子たちは、この「オノマトペの歌」で言葉をどんどん覚えたと言っても過言ではありません。
もちろん、発育には個人差がありますし、言葉を覚えるのが早いから良い、という事はありません。
しかし、子供の言いたいことが理解できるようになると、子ども自身も、親も嬉しいものです♪
今回は、その「オノマトペの歌」を使った、楽しい遊び方について書いていきたいと思います。
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そもそもオノマトペとは何?
オノマトペとは、フランス語が語源で、音・物・動作・状態などを「おと」で表した言葉です。
例えをあげるなら、次のようなものがあります。
音
水が流れる音→ジャージャー、ジャブジャブ
枯葉を踏む音→カサカサ
雨の音→ザーザー
もの、動物
ハサミ→チョキチョキ
鉛筆→かきかき
いぬ→わんわん
ねこ→にゃんにゃん
動作
歩く→トコトコ
飲む→ごくごく(ごっくん)
食べる→もぐもぐ
状態
きれいな→キラキラ、ピカピカ
静かな→シーン
濡れた→べちゃべちゃ
などなど、みなさんの身近にはたくさんのオノマトペが溢れています!
赤ちゃんも大好き!オノマトペ
まだ言葉が話せない小さな赤ちゃんから、お兄ちゃん、お姉ちゃんまで、オノマトペを使えば、語りかけや会話が楽しくなりますし、ママとのコミュニケーションに大活躍してくれます♪
例えば、こんな感じで使ってみましょう!
生後0日からできます♪
- 抱っこをしながら、「ゆ〜らゆら、気持ちいいね」
- お散歩しながら、「今日はポカポカ いいお天気ね」
- ほっぺやおなかを優しく指で「つんつんつん♪」
- お尻や背中をトントンしながら「トントントン♪(ポンポンポン♪)」
など
お座りができるようになったら(真似っこで楽しい!)
- 手を叩きながら「おててパチパチパチ」
- 両手を開いて閉じて「グーパー、グーパー」
- 両手を羽ばたくようにして「鳥さん、パタパタ」
- 両手でうさぎの耳を真似して「うさぎさんピョンピョン」
など
1歳頃から(体を動かして楽しい!)
- 布団などで転がりながら「ゴロゴロゴロ〜」
- ジャンプしながら「ぴょんぴょん!」
- 回りながら「ぐるぐるぐる〜」
など
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オノマトペの歌で遊ぼう!
オノマトペの歌は、子供たちの大好きな童謡などの中にもたくさんありますよ(^^)
小さなお子さんでも覚えやすいので、ぜひ一緒に歌ってあげてください♪
オノマトペの歌にはどんなものがある?
こちらでは、オノマトペを使った歌をいくつかご紹介します(^^)
オノマトペの歌①『とんとんとんとんひげじいさん』
作詞:不詳 作曲:玉山英光
とんとんとんとん ひげじいさん
とんとんとんとん こぶじいさん
とんとんとんとん 天狗さん
とんとんとんとん メガネさん
とんとんとんとん 手を上に
キラキラキラキラ 手はおひざ
オノマトペの歌②『あめふり』
作詞:北原白秋 作曲:中山晋平
あめあめふれふれ 母さんが
ジャノメでお迎え嬉しいな
ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン
オノマトペの歌③『はと』
文部省唱歌
ぽっぽっぽ はとぽっぽ
豆が欲しいか そらやるぞ
みんなで 仲良く 食べに来い
オノマトペの歌④『おもちゃのチャチャチャ』
作詞:野坂昭如、吉岡治補 作曲:越部信義
おもちゃのチャチャチャ おもちゃのチャチャチャ
チャチャチャおもちゃの チャチャチャ
空にキラキラお星さま
みんなスヤスヤ眠るころ
おもちゃは箱を飛び出して
踊るおもちゃのチャチャチャ
オノマトペの歌⑤『おおきなたいこ』
作詞:小林純一 作曲:中田喜直
おおきなたいこ どーんどーん
ちいさなたいこ トントントン
おおきなたいこ ちいさなたいこ
どーんどーん トントントン
オノマトペの歌⑥『とけいのうた』
作詞:筒井敬介 作曲: 村上 太朗
コチコチカッチン おとけいさん
コチコチカッチン 動いてる
子供の針と 大人の針と
こんにちは さようなら
コチコチカッチン さようなら
などなど。。。
他にもたくさんたくさん、数え切れないほどの曲がありますので、ぜひお気に入りの一曲を探してみてください!
オノマトペで遊びながら言葉を覚えちゃおう!
オノマトペは、動作も加えることで、とても楽しい遊びになるんですよ!
例えば、ママの膝に座らせたお子さんの両手首を優しく持ち、細かく振動させながら
「ダダダダダダ」と言ってみたり、「ブラブラブラブラ」と言ってみたり。
その手をバンザイのように上にあげ、「ビヨヨヨヨーーーン」と言ってみたり。
ちょっと、おちゃらけモードでやるのがポイント(笑)
うちの子供たちは、「もっかい!もっかい!」とせがんできます(笑)
また、オノマトペの歌を使って、からだの名前を一緒に覚えてしまうのも
とってもオススメ!!
「あたまポンポン♪」「おなかポンポン♪」「あんよポンポン♪」
などなど、からだの名前を言いながらポンポンすると、赤ちゃんは「ここがあたまなんだな」「ここはおなかなんだな」と少しずつわかってきます。
からだの名前を覚えると、どこかが痛い時など、意思疎通がしやすくなります。
まとめ
いかがでしたか? オノマトペは、簡単で覚えやすく、様子も伝わりやすいので、赤ちゃんとのコミュニケーションにぴったりです!
何度も何度も繰り返し使っていくうちに、楽しく言葉が覚えられます♪
あまり深く考えずに、まずは口に出して、自作した「オノマトペの歌」で、お子さんと一緒に楽しみましょう!!
CMソングなどにも、オノマトペはよく使われていますよ♪聴くだけでテンションが上がる!
子供も大好きCMソングについての記事はコチラ
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