育児をしているママの多くが通る(と私は思っている)、「断乳の試練」。
断乳を経験した人の中には、意外とあっさりできたという人もいますが、私を含め、『とても大変だった!』という答えもたくさん聞きます。
私も、ちょうど数週間前に四女の断乳を終えたところですが、案の定、それはそれは大変でした(笑)
その時の体験と、今まで4人の娘たちを断乳(卒乳)してきた経験を交えてポイントなどをお伝えできたらと思います!
初めての育児でこれから断乳を考えている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
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卒乳と断乳の違いと、メリットは?
まずは、「卒乳」と「断乳」の違いについて説明します。
これは、諸説あるのですが、基本的には次の通りです。
- 卒乳→子ども自身が母乳やミルクを欲しがらなくなり、授乳を卒業すること。少しずつ飲む量が減っていって、飲まなくなる場合も含みます。
- 断乳→ママが「この日で授乳をやめよう」と決めて、母乳やミルクを与えるのをやめること。
1つずつ、簡単に説明をしますね。
卒乳とは
卒乳とは、子ども自身が母乳やミルクを欲しがらなくなり、自然に授乳を卒業することを言います。また、ママが計画を立て、少しずつ授乳の回数や量を減らしていって、子どもが母乳やミルクを飲まなくなることも卒乳のひとつです。
子ども自身が母乳やミルクを欲しがらなくなり、自然に授乳しなくなることを「自然卒乳」と言い、ママが計画的に授乳の量や回数をコントロールすることで、子ども自身が母乳やミルクを必要としなくなっていくことを「計画卒乳」と言います。
断乳とは
ママ自身が「この日で授乳をやめよう!」と決め、それに合わせて母乳やミルクを与えるのをやめることを言います。
ママが風邪などで薬を服用しなければならない時や、下の子を妊娠した時、また、保育園に入園するタイミングで断乳を決意することも多いようです。
とはいえ、子どもの意思で授乳をやめるわけではないので、子どもが強く泣いてしまう場合もあります。
わが子が母乳やミルクを欲しがって泣いている姿を見るのは心が痛いのですが、一度断乳を決めたら、できるだけやり通す方が、子どもにとってもママにとっても長引かず良いのではないかと思います。
また、断乳する時期の少し前から「もうすぐおっぱいバイバイだよ」と子どもに語りかけ、心の準備を促すなど、できるだけ計画卒乳に近い形で断乳ができると良いですね!
ウォーターサーバーでミルク作りを楽に!こちらの記事もどうぞ。
断乳、卒乳のメリット
断乳や卒乳などにより、授乳の必要がなくなると、次のようなメリットがあります。
ママ自身が食べ物などに神経を使わなくて済む。
母乳育児のママの場合、わが子のことを考え、ママ自身栄養のバランスを考えたり、カフェインレスの飲み物で我慢したりすることもあるかもしれません。
また、お酒も控えなければならないので色々と気を使います。
授乳が終われば、そのストレスからも解放されますね。
ただし、育児は体力勝負なので、ママ自身の健康維持のため、食事の栄養バランスは引き続き考えながら摂っていくのがベストです。
風邪薬なども自由に服用できる。
母乳をあげているママは、風邪をひいてしまった時、市販の風邪薬が飲めなかったり、病院にかかっても、処方してもらう薬が限られてしまうなど、こちらも色々と気を使いますね。
授乳が終わった後は、市販の風邪薬なども飲むことができます。
服装も自由に選べる。
母乳育児中は、いつでも授乳ができるよう、胸元を開けやすい服装を選んで着まわしているママも多いのではないでしょうか。
授乳が終われば、好きな服が着られるようになるのも嬉しいポイントですね。
外出時の持ち物が減る。
子供を連れた外出は、ただでさえ荷物が大量!オムツやおしりふき、ゴミ袋や抱っこ紐、ベビーカーなどなど、とにかく重くて大変です。
母乳育児のママは、授乳ケープなど、ミルク育児のママは粉ミルクやお湯を入れたステンレスボトルなどが減るだけでも少し気持ちが楽になるかもしれません。
子どもが夜中に泣く回数が減り、まとめて寝ることができる。
よく、母乳で寝かしつけをしている赤ちゃんは夜に起きやすく、母乳をやめたら朝までグッスリ眠るようになった!なんていうお話を聞いたことはありませんか?
このお話にはカラクリがあります。
実は、どんな赤ちゃんも夜中には必ず数回起きているのだそうです。
目を覚ました赤ちゃんは、自分のいる環境が、眠りについた時と変わっていないかを確認し、変化していないとわかれば、安心して、また自然に眠るのです。
しかし、母乳を飲みながら眠りについた赤ちゃんは、目が覚めた時おっぱいが無いと再び眠ることができず、泣き出してしまうのです。
ですので、
授乳せず寝かしつける習慣をつけることができれば、夜中に何度も泣いて起こされるという事も自然と減っていきます。
断乳はいつから始めれば良い?
断乳をする年齢でいうと、1歳〜2歳あたりが多いようですが、断乳しよう!とはいっても、いつでも始められるものではありません。
まずは、わが子が断乳しても大丈夫な状態かどうかを確認してから始めましょう。
- 離乳食が1日3回食になり、ご飯やおやつからしっかりと栄養を取ることができている。
- ストローやマグ、コップなどで水分を取ることができている。
- しっかりと歩くことができ、外遊びもできている。
- パパやママのお仕事が連休の時があれば、なお良し。
それでは、断乳を始める時期のポイントについて、ひとつずつ見ていきましょう。
離乳食が1日3回食になり、ご飯やおやつからしっかりと栄養を取ることができている。
まずは、ここが大切なポイントです。
6ヶ月から1歳の子どもは、必要とするエネルギーの半分を、1歳から2歳の子どもは必要とするエネルギーの3分の1を母乳やミルクから得ると言われています。
そのため、離乳食が進んでいないお子さんでは栄養不足となってしまうので、断乳はしないようにしましょう。完母(完全母乳育児)のママが風邪などで薬を服用しなければならない場合などは、ミルクに切り替えるのもひとつの方法です。
ストローやマグ、コップなどで水分を取ることができている。
水分をしっかりと取ることができるというのも、大切なポイントです。
乳児の場合、1日に必要な水分量は体重×150mlと言われています。
つまり、10キロのお子さんでは1日に1.5リットルの水分が必要なのです。
(母乳やミルク、飲料水の他、食事からの水分も含みます。)
母乳や哺乳瓶のミルク以外から水分が取れていないお子さんの場合は、まずストローの練習から始めてみましょう。紙パック入りの子ども用麦茶などを使って、ストローをお子さんの口に当て、容器を少し押してあげれば中の麦茶が出てきて飲むことができるので、すぐに覚えてくれます。
しっかりと歩くことができ、外遊びもできている。
断乳と歩くことにはあまり関係がないように思われがちですが、実はこちらも大きなポイントになってきます。
断乳で大変なことの上位に「授乳なしでの寝かしつけ」があります。
それまでは授乳してから(もしくはしながら)ねんねという流れだったものが、授乳しなくなってしまうと、お子さん自身も寝るための手段を失ってしまうので、母乳やミルクを求めて強く泣くのです。
そのため、歩行ができるようになったお子さんは、寝る前にたっぷりお散歩や外遊びで体を動かし、疲れることで、授乳がなくても比較的眠りに入りやすくなります。
パパやママのお仕事が連休の時があれば、なお良し。
上でもお伝えしましたが、断乳で大変なことの上位にあるのは「授乳なしでの寝かしつけ」です。
断乳を決意したら、数日間は夜も大泣きするという覚悟があった方がいいかもしれません。
そのため、できればパパやママのお仕事が連休の時にタイミングを合わせるというのも、オススメです。
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断乳の方法と進め方のポイント
さて、ここからは実際に断乳の進め方をお伝えしていきます。
その子その子に合った方法はそれぞれ違うと思いますが、少しでも参考にしていただけると幸いです。
事前の準備
母乳やミルクとバイバイすることを伝える
ママとパパでスケジュールを調整し、「この日から断乳をスタートしよう!」と決めたら、その少し前からお子さんに「もう少ししたら、おっぱいバイバイしようね」「あと◯回ねんねしたら、おっぱいバイバイだね」などと話しかけ、心の準備を始めましょう。
日にちを決め、いきなりスタートする場合もありますが、お子さん自身に心の準備をする時間を与えることで、すんなり断乳できたというケースもあります!
絵本などを使って、もうすぐおっぱいバイバイだよ繰り返し伝えていくのもオススメですよ。
![]() おっぱいバイバイ [ わたなべけいこ ]
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授乳の回数を少し減らす
もし挑戦できそうであれば、断乳前に授乳の回数を少し減らすことにチャレンジしてみましょう。
ご飯やおやつがしっかりと食べられるようになっているこの時期は、お腹が空いているから母乳やミルクを欲しがるというよりは、それまでの習慣からくるものや、安心感を得たいという気持ちからくるものがほとんどです。他のもので代用しながら、母乳やミルクへの気持ちをそらしていくことで、少しずつ授乳が無くても過ごせるようになる場合もあります。
また、授乳の回数を少しずつ減らしていくことで、母乳の分泌量も次第に減っていきます。
例えば、それまでの授乳が
- 朝起きてから
- 朝ごはんのあと
- お昼ご飯のあと
- お昼寝の前
- お昼寝のあと
- 3時頃
- 夜ご飯のあと
- 就寝前
だったとしたら、
ご飯のあとの授乳を減らしてフォローアップミルクや牛乳をストローやマグであげる。
もしくは
お昼寝のあとや3時頃の授乳を減らして、「お散歩に行こう!」などと気をそらす。
というふうに、断乳開始前3日〜7日くらいにかけて、少しずつ回数を減らしてみましょう。
いよいよ断乳開始!
さて、ここまできたら、いよいよ断乳スタートです。
母乳やミルクを与えずに、まずは1日過ごしていきます。
それまではいつでも飲めていた母乳やミルクが飲めなくなることで
強く泣いてしまうお子さんもいますが、そこで心が折れて与えてしまうと、「強く泣けば授乳してもらえる」とインプットされてしまい逆効果なので、ママも気持ちを強く持って「いつかは断乳できるさ!」と楽観的に進めましょう。
断乳では、授乳なしの寝かしつけが最大の難関!
断乳で、一番苦労するのが寝かしつけと言っても過言ではないほど、私はとても大変でした。
眠くて機嫌の悪い上に、大好きな母乳やミルクも飲めないとなると、大泣きしてしまうお子さんも多いのではないでしょうか。
それが数日間続くこともありますから、ママは寝不足とストレスで疲れきってしまいます。
できるだけ、わが子の気持ちを別の楽しみで紛らわせながら、寝かしつけできることが理想ですね。
では、どのような寝かしつけ方法があるのか、便利グッズなども含めてお伝えしていきます。
- 子守唄を歌う。
- 絵本を読む。
- アロマでリラックス。
- 便利グッズを使う。
- パパや家族に交代してもらう。
断乳での寝かしつけ大作戦① 子守唄を歌う。
歌の好きなお子さんには、その子がお気に入りの歌を子守唄にして歌ってあげるのはいかがでしょうか。
ただし、おっぱいを欲しがって泣き出してしまってから歌い始めても遅いかもしれません。
眠たい気持ちと、おっぱいが欲しい気持ちでいっぱいになってしまう前に、ゆっくりと抱っこしながら大好きな歌を歌ってあげましょう。
子守唄に関する記事はこちらをご覧ください→寝かしつけに!おすすめの子守唄歌詞付き
断乳での寝かしつけ大作戦② 絵本を読む。
寝かしつけには、生活リズムがとても大切になってきます。
できるだけ同じ時間に、できるだけ同じ流れで入眠を促すことを繰り返すうちに、お子さんは自然と眠たくなっていきます。
そこで活用して欲しい習慣の1つに、絵本を読むことが挙げられます。
夜ご飯を食べたら歯磨きをして、お風呂に入り、水分補給をしたらお布団に入って絵本を読む。そんな流れが定着していくといいですね。
![]() ねんねしよ。 (まんまるちゃんの、おやこでぴょん、えほんシリーズ) [ ムラマツエリコ ]
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![]() おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本 [ カール=ヨハン・エリーン ]
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断乳での寝かしつけ大作戦③ アロマでリラックス。
断乳に挑戦している真っ最中は、慣れなくて辛い時間も多く、お子さんにもママにもストレスになってしまうかもしれません。
そんな時は、アロマの優しい香りでリラックスしてみるのもいいかもしれません。
枕元やパジャマに1滴。ベルガモットやラベンダーの優しい香りに癒されます。
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断乳での寝かしつけ大作戦④ 便利グッズを使う。
上記でもお伝えしましたが、寝かしつけには入眠までの行動や環境をできるだけ毎日同じように繰り返すことが大切になってきます。
そこでもう1つおすすめなのが、「おやすみホームシアター」です。
うちではお姉ちゃん達も使っていたので古いタイプのものを今でも使っていますが、たくさんの曲と、キャラクターの画像が流れるようになっていて、寝室の天井に写して楽しんでいます。
今の新しいタイプにはあるかどうかわかりませんが、うちにあるタイプの中で子供達がお気に入りなのは”ファインディング・ニモ”の映像です。
海の中でたくさんのお魚やキャラクターが次々、ゆっくりと流れていきます。
暗くした部屋で優しい音楽と楽しい映像を見ながら、「ニモが来たね!」「あ、カメさんもいるね!」などとお話をしているうちに子供達は眠りにつきます。
音量調節やタイマーもついているので、私の寝かしつけには必需品です。
[itemlink post_id=”4938″]断乳での寝かしつけ大作戦⑤ パパに交代してもらう。
お子さんの寝る時間にパパが帰宅しているようでしたら、断乳の数日間だけでも寝かしつけに協力してもらえると嬉しいですね。
お子さんは、ママ以外に母乳をもらえない事をきちんと理解しています。
母乳を飲めない事から、泣いてしまうことには変わりないかもしれませんが、おっぱいが無いから飲めないとわかれば、そのうち泣き疲れて眠ってしまいます。
これを数日繰り返すことで、母乳を飲まなくても眠る習慣がついてきます。
やはり数日間はお子さんの大泣きを覚悟しなければならない事から、断乳はパパやママのお仕事の連休中に挑戦できるのが理想ですね。
4人の娘たちの断乳体験談(初日と断乳完了日の動画付き)
これまで4人の娘達の断乳(卒乳)を経験してきて感じた事は、先ほどから何度かお伝えしているように
- 断乳挑戦中は辛いけれど、永遠に続く事は無い。いつかは必ず終わる!
- 辛くても、途中でやめない方がいい!
という2点に尽きると思います。
どんなに大変でも、必ず断乳できる時が来ます。
断乳ができたら、寝不足やママの負担も軽くなります。
「断乳できたら、こんな服を着よう♪」とか「断乳できたら、ビール飲むぞーー!」とか、自分へのご褒美をアレコレ考えながら、乗り切りましょう!
また、わが子があまりにも大泣きする姿が辛くて気持ちが折れそうになることもありますが、そこでやめてしまえば、またいつか1からやり直さなければなりません。
それを考えると、できるだけ途中でやめずにやり通す覚悟も必要だと思います。
それではここから、私のつたない断乳(卒乳)体験をお伝えしていきますね。
完母で1歳8ヶ月に断乳した長女の場合
現在(2018年)11歳の長女は完母(完全母乳育児)でした。
一度にたくさんの量を飲める子ではなく、授乳の回数は多めだったと思います。
特に授乳の時間を決めているわけでもなく、欲しがる時にあげていた感じです。
見事におっぱい大好きっ娘に育った娘が「まんま」の次に覚えた言葉は「おっぱい」でした(笑)
家で遊んでいるときも、甘えたくなっては頻繁におっぱいを欲しがり、眠るときも添い乳でした。
私は「そのうち卒乳できるといいな〜」とのんびりしていたのですが、長女が1歳3ヶ月頃に次女の妊娠が判明。それと同時に断乳をしなければならなくなりました。
しかし、おっぱいが無くては眠れない長女は案の定大泣き。当時は古いアパートに住んでいたので、ご近所迷惑になるのではと、一度断念。
幸い、妊娠中、長女に授乳を続けてもお腹が張ることはなかったのですが、さすがに妊娠8ヶ月にもなるとお腹も大きくなり、時々は張ってしまったりしたので、いよいよ心を鬼にして断乳再チャレンジ!
ご近所さんに「夜中に泣いてご迷惑をおかけするかもしれません。。」と説明をし、断乳スタート。大好きなおっぱいが貰えなくなった事と、長女自身も成長し、若干イヤイヤ期の2歳目前だったこともあり、それはそれは泣きっぷりもパワーアップしていました。。
どんなに眠たくても、1時間以上は全力で泣き続け、私はなす術なく、ただ抱っこして耐えるのみでした。
1時間半ほど経つと、疲れ果てた長女はやっと眠る、という事を1週間繰り返し、やっと断乳が完了しました。
完母で3歳のお誕生日に卒乳した次女の場合
現在9歳の次女は、長女同様、おっぱい大好きっ娘に育ちました。相変わらず「そのうち卒乳できればいいや!」と考えていた私。次女が欲しがる分だけ、日中も、夜中も、頻繁に授乳をしました。
しかし2歳半を過ぎても次女はおっぱいをやめられず、吸う力も強くなってくるので血豆のようになってしまったり、夜中も3〜4回は必ず起きて常に寝不足だったり、時には寝ぼけた次女におっぱいをかじられて激痛に涙したり、私も限界に近づいていました。
「このまま3歳になっても授乳が続くのでは。。」とドキドキしてきたので、もうすっかり日常会話もできるようになっていた次女に少しずつ説得を始めました(笑)
「◯◯ちゃんはもうお姉ちゃんだね。お誕生日がきたら、3歳だからもっとお姉ちゃんになるね!おっぱい飲んでたら赤ちゃんだから、3歳になったらおっぱいやめようか」と何度も話をしました。次女も、「うん!わかった!」と言ってくれました。
いよいよお誕生日の前日。「明日はお誕生日だから3歳になるね!すごいね!3歳になったら、おっぱいバイバイしようか」というと、「う〜〜ん。。」と少し考えた後、「バイバイできる!」と言ってくれた次女。
そしてお誕生日当日が来ました。
いつものように、朝寝ぼけて起きてきては「おっぱい〜」という次女。
「あら?今日から3歳だね!おめでとう!すごいね!!おっぱい、やめるってお話したんじゃなかったかな?」というと、寝起きで機嫌の悪い次女は「やだ!」と泣きました。
「お姉ちゃんになって◯◯ちゃんはすごいから、頑張ってみよう?」と何度か説得すると「うん」と言って我慢してくれました。
その日はできるだけ外に出かけ、気をそらすようにしました。お昼寝をせず、夕方からはおばあちゃんの家で誕生日会を開いてもらいました。
みんなにお祝いしてもらい、とても嬉しそうな次女。「もうおっぱい飲まないよ!」と元気に宣言していました(^^)
そしていよいよ問題の夜。寝かしつけの時間になり「ねんねしよう〜」と私がいうと、「おやすみなさい。」とあっけなくコロンと横になる次女。少し拍子抜けしましたが、よく見ると瞳からは涙がこぼれていました。。
事前に何度も話をし、本人も一応納得して決めた卒乳。でもやっぱり寂しかったようです。
その健気な姿に、「おっぱい良いよ!」と言ってあげたい気持ちがこみ上げましたが、この子の努力を無駄にしてはいけない、これ以上辛い時間を長引かせてはいけないと思い直し、ぐっと堪えました。
その日以降、「おっぱい飲みたい」とは一切言わないまま本当に卒乳をした次女。
その頑張りに感謝でいっぱいです。
混合(途中からは完ミになりました)で1歳5ヶ月に卒乳した三女の場合
現在2歳7ヶ月の三女は母乳とミルクの混合で育ててみることにしました。(実験みたいな言い方ですみません。笑)
というのも、長女と次女のような辛い断乳&卒乳体験をさせたくなかった事と、仕事復帰や趣味の民謡で子供達をおばあちゃん達に預ける機会も増えていたため、ミルクが飲めた方がいいと思ったからです。
完母で育てた上の子二人は、途中誰かに預かってもらう用事が出来た時など、ミルクに挑戦しましたが哺乳瓶自体を全く受け付けてくれなかったので、三女は生まれてすぐから、ミルクの割合を増やしました。
すると、飲むわ飲むわ、夜も寝るわ寝るわ(笑)
本当によく寝る子だなぁという印象が強いです。
寝なくて困ったという記憶がありません。
ただ、ミルクは腹持ちがよく、1回にたくさん飲むといっぱい寝てくれて私自身気持ちも楽でしたし、上のお姉ちゃん達も育児に加わってくれてミルクをあげるのを楽しんでくれていたので、ミルクの割合がどんどん増え、同時に母乳がどんどん出なくなり、生後半年には、結局完ミになりました。
そして1歳2ヶ月頃には三女が自分で哺乳瓶を持ち、セルフで飲んでくれるようになり益々楽に(笑)
夜の寝かしつけは、自分でフォローアップミルクを飲みながら寝る、といった形でしたが、1歳5ヶ月の時、虫歯なども心配だったので、試しにミルクなしで抱っこし、私の好きな歌を歌ってゆらゆらしたらあっという間に寝てくれたので、それからはできるだけ抱っこと子守唄で寝かせるようにし(既に四女が生まれていたので、四女が泣いているときは三女をパパに託しました。)、本人もだんだんミルクを欲しがることが無くなったので、さらっと卒乳(計画卒乳)することができました。
完母で1歳6ヶ月に断乳した四女の場合
さてさて一番大変だったのが、数週間前にチャレンジした四女の断乳です。
まだ記憶が新しいので印象が強いということもあるかもしれませんが、私も加齢による疲労回復力の低下で、かなり辛かったです(笑)
四女は姉妹の中でも一番気が強く、嫌なことがあればのけぞって、ひっくり返って(自分が頭を打っても関係なし。。)大泣きするパワフル赤ちゃんです。
本当は、とても楽だった三女のようにミルクで育てようと考えていたのですが、ちょうど1歳になったばかりの三女には色々と手がかかり、新生児の四女(約1歳1ヶ月違いの年子です)がお腹を空かせて泣いたときにはサッと授乳できる母乳がその頃の私には楽だったのです。
そして、ミルクも飲んで欲しいと哺乳瓶を与えたときには、既に遅く、全く受け付けてくれなくなっていました(-_-)
実は四女は私の仕事復帰の関係で、5ヶ月から保育園にお世話になっているので、離乳食完了期までは、保育園ではミルクを飲んでいたのですが、家に帰ると哺乳瓶を受け付けず大泣きで、結局根負けし母乳をあげるという流れでした。
私の根気が足りなかったとも思うのですが、何より、やはり母乳を飲んでいる幸せそうな四女の姿がたまらなく可愛らしく愛しくて、私にとっても幸せな時間だった事も大きいのです。
そんな四女も、1歳6ヶ月になり、ゴールデンウィークで主人と私も連休予定だったので、これを期に断乳を決意!
四女の断乳記録 1日目
強行手段ではあるのですが、朝、「ぱい!ぱい!」と母乳を欲しがる四女に「ママのおっぱい辛くなっちゃったから、もう飲めないんだ〜」と伝える。
それでも泣いて欲しがるので、おっぱいにワサビを少しつけて与えてみる。
変な顔でおっぱいをやめる四女。。
「辛いね〜、もうやめようか?」と説得。「うん。。」と、一応納得したような四女。
そのあとは、日中の間は母乳を欲しがっても「ママのおっぱい辛くなっちゃったもんね」と伝えると「うん」と諦めモード。
お昼寝はなんとか抱っこで寝付きましたが、15分ほどで起きてしまいました。
そして、問題の夜。眠たいのとおっぱいが欲しい気持ちが限界で、案の定、大泣き。
三女が眠っていたので寝室からリビングに移動。
抱っこも嫌がり、床に転がって大泣き→かと思えば、抱っこしてとせがみ、また「イヤー!」と言って転がる、という事を繰り返すこと2時間半。。。
やっと寝てくれました。。
でも、初日は夜中も3〜4回、1〜2時間ごとに起きては大泣きし、30分〜1時間抱っこや床に転がって泣き、眠るという繰り返しで、本人も私もグッタリ(笑)
な、長い夜だった。。。(笑)
断乳初日に大泣きの四女。動画はこちら。
※メチャメチャ泣いてます(笑)音量にご注意ください。
四女の断乳記録 2〜3日目
2日目と3日目も初日と同じような流れの繰り返しでした。
寝かしつけには相変わらず2時間ほどかかり、夜中に起きた時は1時間ほどの抱っこで再び眠りにつきました。
起きた回数は、やはり3〜4回ほど。
四女の断乳記録 4〜7日目
4日目からはかなり楽になりました!
母乳なしでの寝かしつけパターンに納得せざるをえなかったのか(笑)、大泣きで床に転がることがなくなり、抱っこと子守唄、あとは布団にコロコロと転がり、おやすみホームシアターのお魚を見ながら、私のひざ枕で眠りにつきました。
夜中に起きても、膝の上で向かい合わせに抱っこすると、5分〜15分ほどで眠りました。
起きた回数は2回ほど。
四女の断乳記録 10日目
1週間を過ぎると、すっかりおっぱいを欲しがることは無くなり、おやすみホームシアター&ひざ枕パターンで眠ってくれるようになりました。
そして、夜中に少し泣いて起きても、コロコロ転がるうち自然に一人で再び入眠。
起きる回数も1回、もしくは朝まで泣かずに寝る日が出てきました!!(感涙)
断乳10日目の四女の様子はこちら。
自分から布団にコロンと寝る体制になっています。
(枕元にタオルやおもちゃが散乱しているのは見なかったことにしてくださいね 笑)
ひとまずこれで、断乳完了!!!四女、頑張りました!!!
まとめ
現在は断乳チャレンジ初日から数えてちょうど3週間が経ちました。
本当に大変で寝不足になったのは、最初の3日間。
今では、布団の上に座った私の膝に抱っこしたり、ひざ枕をして三女と一緒におやすみホームシアターのお魚を楽しみながら眠りにつき、夜は1度も泣かなくなりました!
そのおかげで、私も夜の間にこのブログを書いたり、子供達の学校や保育園の準備をしたり、民謡で必要な作業をしたり、時間を有効に使えるようになりました♪
これから断乳にチャレンジするみなさんには、ぜひ「どんなに大変でもいつかは終わる」という希望を持って進めてもらえたらいいなぁと思っています!
読んでいただき、ありがとうございました(^^)
こちらの記事も合わせてどうぞ♪
![]() 赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣 (PHP文庫) [ アネッテ・カスト・ツァーン ]
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