歌の発生に欠かせない腹式呼吸。
その効果については、こちらの記事でも触れている通りですが、
再度おさらいをすると
1、自律神経のバランスを整える
腹式呼吸をすることで、
交感神経(昼間、体が活動している時優位になる神経)→息を吸う時、活発に働く
と
副交感神経(夜、体がリラックスしている時優位になる神経)→息をゆっくり吐くと、活発に働く
のバランスを意識的に整えることができます。
交感神経と副交感神経(合わせて自律神経という)のバランスが良くなると
ホルモン分泌や、体の免疫にも良い影響があると言われています。
2、冷え性の改善
腹式呼吸をすることで、
内臓機能が向上し、血液の流れも促進します。
これにより、冷え性の改善にもつながると言われています。
3、基礎代謝アップ
腹式呼吸をすることで、お腹の筋肉が動き、刺激されるので
体幹が鍛えられます。
また、酸素が体の隅々にまで運ばれることにより
有酸素運動と同じ効果が期待でき、基礎代謝がアップすると言われています。
ダイエットにもつながるかも♪
という、健康にも素晴らしい効果があることがわかっています!
では、具体的にはどのようにすればいいのか?
こちらでは、詳しい腹式呼吸のやり方について、書いていきたいと思います!
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何が違う?胸式呼吸と腹式呼吸
呼吸法には『胸式呼吸』と『腹式呼吸』二種類があります。
胸式呼吸
胸の筋肉を使って肺に空気を入れ、吐き出す呼吸法。
運動をしている時など、早い呼吸の時は胸式呼吸が多い。
肺は横と上に向かって広がるので、息を吸った時に胸や肩が動く。
吸える息の量は少ない。
腹式呼吸
肺の下の横隔膜を使って肺に空気を入れ、吐き出す呼吸法。
リラックスしている時は腹式呼吸が多い。
横隔膜が下がることで肺が下にも広がり、息を吸った時にお腹が膨らむ。
吸える息の量も多い。
普段は、無意識のうちに、胸式呼吸と腹式呼吸を使い分けて
交感神経と、副交感神経のバランスを取っているのです。
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お家でできる!腹式呼吸の正しい方法!
仰向けに寝ながら
- 足を伸ばして仰向けになり、リラックスする。
- おへそのあたりに手を乗せる。
- 5秒くらい時間をかけて、ゆっくりと鼻から息を吸う。
※この時、胸ではなくお腹のあたりが膨らむよう意識をしてください。 - 10秒くらい時間をかけて、ゆっくりと口から息を吐く。
座る、もしくは立った姿勢で
- 背筋を伸ばし、リラックスして座る(立つ)
- おへそのあたりに手を当てる。
- 5秒くらい時間をかけて、ゆっくりと鼻から息を吸う。
※仰向けと同様に、胸ではなくお腹のあたりが膨らむよう意識をしましょう。 - 10秒くらい時間をかけて、ゆっくりと口から息を吐く。
ポイントと注意点
お腹を意識して膨らませるのは最初、難しいかもしれませんが
何度かやっているうちにコツを掴めると思います。
イメージ的には、お腹の中に風船があり、それを大きく膨らませる感じです!!
また、肺が下に向かって広がるようなイメージです!!
一度にやり過ぎると、気分が悪くなったり、頭がクラクラしてしまう
場合もあるので、体調を見ながら、最初は5回くらいからはじめると良いでしょう。
まとめ
普段は無意識にしている呼吸ですが、
意識して「胸や肩を動かさない!」「お腹を膨らませる!」と
頭で考えると、なんだか難しい感じがするかもしれません。
でも、一度感覚をつかめばとっても簡単♪
朝、起きたら布団の中でもできますし、
テレビを見ながらソファに座ってでも、できます♪
健康維持のため、免疫アップのため、体幹を鍛えるため
毎日少しずつ、続けてみませんか?(^^)
美容にも良い腹式呼吸。美容に関するこちらの記事も
ぜひご覧ください!
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