貰うことはあるけれど、なかなか出す機会がない「喪中ハガキ」
年賀状同様、お店に外注したり自分で作ったりと、作成方法は色々ですよね。
お店にお願いすると楽でキレイなのですが、やはりその分価格はアップしてしまいます。
あまり費用をかけるのはちょっと。。。という場合には、やはり自作が一番です。
でも、普段あまり出す機会がない喪中ハガキ。
文面やマナー・出す時期など、いったいどうしたらいいのかな?と、意外と知らないことがあったりしますよね!
今回はそんな喪中ハガキについて、まとめてみました。
スポンサードリンク
喪中ハガキとは?「喪中」の意味
まず最初に「喪中」や「喪中ハガキ」ですが。
身内に不幸があった場合は喪中とし、その期間は慶事を避けて喪に服し「喪中のため、新年の喜びをお伝えできません」ということを知らせるのが「喪中ハガキ」です。
喪中ハガキは正式には「年賀欠礼状」といいます。
一般的に喪中ハガキは、1年以内に2親等以内の親族が亡くなった場合に送ります。
2親等以内に当てはまる続柄の親族は
・1親等・・・両親、配偶者、子ども
・2親等・・・兄弟姉妹、祖父母、孫
となります。
ただ2親等の親族の場合は「同居していなかったから」という理由で、喪中ハガキを送らない方もいます。
そして逆に、亡くなった方との縁が深かった場合は、2親等以内ではなくても喪中ハガキを送る方もいたりします。
あまりカッチリ決まりすぎず、人(家)それぞれという面もあるんですね。
ちなみに、喪中ハガキを出す必要があるかどうかのわかりやすい目安としては「故人と生活を一緒にしていたかどうか」というのがあります。
喪中の期間としては「両親・配偶者・子ども」の場合は1年間。
兄弟姉妹・祖父母・孫の場合は、亡くなった時期が半年以上前であれば、喪中としなくてもよいともされています。
喪中ハガキはいつまでに出す?気をつけるべきポイントは?
喪中ハガキを出す時期は、気を付けないといけないですよね!
年賀状よりも後に出してしまっては、意味がなくなってしまいます。
なので、喪中ハガキを出す時期の目安としては、相手の方が年賀状を書く前・・・10月~12月上旬には届くように出すのがベストです。
もしも12月に不幸があった場合や、やむを得ない事情で出す時期が遅くなってしまった場合には「寒中見舞い」を送りましょう。
寒中見舞いを送る時期としては、松の内が明ける1月7日頃から2月3日頃までとなります。
喪中ハガキを出す時に、気を付けなければいけない最大のポイントは「近況報告などは書かない」ことです。
喪中ハガキは喪に服していて、年賀状を出せないことをお知らせするものとなっているからです。
近況報告・・・特に慶事に関することを記載しないことがマナーとなっています。
年賀状や寒中見舞いと同じように書いてしまうとマナー違反となってしまうので、気を付けてくださいね。
ただ、喪中でも年賀状を受け取ることはマナー違反ではありません。
喪中ハガキは出したけれど、年賀状は受け取りたい・・・そんな場合には「年賀状お待ちしています」などの文面を添えるのは大丈夫です。
また頭語や結語(「拝啓」や「敬具」など)は使わないようにしましょう。
ちなみに、一般的に喪中ハガキは、年賀状のやり取りをしていた方々に送ることが多いようです。
逆に、仕事関係者など余計な気遣いをさせたくない場合には、喪中ハガキではなく、あえて年賀状を出す人もいるようです。
喪中ハガキを出す出さないも、臨機応変で大丈夫なんですね。
スポンサードリンク
喪中ハガキに記載する内容とは?おすすめのテンプレートはこれ!
喪中ハガキは、デザインなどに関しては特に決まりがありません。
ただし記載する内容に関しては、ある程度決まっています。
- 喪中につき、年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます・・・などの挨拶文
- 誰がいつ、何歳で亡くなったのかという、喪中である説明
- 生前のお礼や挨拶
差出人は、普段出している年賀状が夫婦連名の場合は、喪中ハガキも同様に連名で大丈夫です。
喪中ハガキを自宅で自作する場合、テンプレートを使うと便利です。
パソコンが苦手な方には、とても有難いですよね!
おすすめのテンプレートは・・・
・喪中はがきドットコム
こちらのサイトのテンプレートは、並びかえの検索ができないのが少し見にくいのですが。
会員登録をするが必要ないため、気軽に利用することができます。
・書式の王様!
こちらのサイトのテンプレートは、並びかえ検索ができるので、テンプレートを探しやすくなっています。
ただ上記のサイトとは違い、会員登録が必要となってきます。
どちらも無料で使えるので、会員登録が面倒でなければ後者。
会員登録なんて必要ない!という方には、前者がおすすめです。
喪中ハガキを自作する際には「胡蝶蘭」をデザインしたハガキ、または「弔事用62円 普通切手花文様」の使用が推奨されています。
まとめ
喪中ハガキには「喪中のため、新年の挨拶を控えさせていただきます」という大切な役割があります。
その役割がきちんと果たせるよう、喪中ハガキの投函は、あまり遅くならないように気を付けてくださいね。
そしてもしも事情があり、喪中ハガキを出す時期が遅れてしまったりした場合は「寒中見舞い」のハガキを忘れずに送りましょう!
スポンサードリンク
コメント